Wi-Fiローミングが可能なSSIDの決め方の例

複数のWi-Fiアクセスポイントを設置したい場合。

機器の種類にもよりますが、たとえば次のようなルールでSSIDを決めると、ローミング機能によるアクセスポイントの自動切り替えが可能のようです。

近年はメッシュネットワーク対応のアクセスポイントが登場しており、SSIDについてあまり考える必要がなくなりつつありますので、重要度は下がりつつあるかと思いますが。

情報の整理のため、記録しておこうと思います。


Wi-Fiローミングが可能なSSIDの決め方の例

次のようなルールでSSIDを決めて、アクセスポイントの空間的な配置とチャンネルを決める感じのようです。

※Wi-Fi機器の機種により、下記のルールとは異なる場合もあります。あくまでも一例としてご覧下さい。

ルール1:基本的に1つのネットワークにSSIDを1つ決めます(ESSID)

例えばネットワークセグメントが192.168.150.0の自宅LANを例にとります。Wi-Fi用にSSIDを1つ決めますが、これはネットワークに名前をつけるかたちになります(ESSID)。この1つのSSIDで複数のアクセスポイントを設置したい場合、次のルールが重要になります。

ルール2:複数のアクセスポイントで同じSSIDを使用する場合、チャンネルと電波が重複しないように配置

「SSID:自宅」というアクセスポイントを複数設置しても問題ありませんが、お互いに電波が届かない距離に離し、さらにチャンネルも重ならないようにする必要があります。 ローミングに対応した業務用のアクセスポイントは、電波の出力を%単位で調節できるものがあります。チャンネルが重ならず、うまくローミングで切り替わる重なり具合で、電波出力を調節するようです。

「同じSSIDを使う場合、チャンネルと設置位置を離す」ところがポイントのようです。

SSID以外の、Wi-Fiアクセスポイントに必要なパラメータ、暗号方式や認証キー(PSK)は基本的に同じにする必要があるかと思います。


ルール3:アクセスポイントが空間的に重なる場合、SSIDを別にする必要あり

2.4GHzの帯域と5GHzの帯域の両方を、同じ空間で使用したい場合。SSIDが重なると、問題が出てしまいます。このため、同じ「自宅LAN」(192.168.150.0)というネットワークにもかかわらず、チャンネル(2.4GHz帯、5GHz帯)ごとに別のSSIDを割り当てる必要があるようです。

これは1台のアクセスポイントに、2.4GHzと5GHzの2台のアクセスポイントが入っている、という考え方になります。空間的に同じ場所になりますので、どちらかのSSIDを変える必要がある、ということになります。

どのSSIDに接続するかはWi-Fi機器側の設定を調整する必要あり

以上のような理由から、一般的なWi-Fiアクセスポイントは、2.4GHz帯と5GHz帯で別のSSIDを設定する必要があるかと思います。

スマートフォン等のWi-Fi機器に、2.4GHz、5GHzの両方のSSID接続設定を入れてしまうと、どうやら、どちらに接続されるかが不定のようです。

必ずどちらか一方のチャンネルに接続したい場合は、SSIDの接続設定を1つだけ入れておく必要があるかと思います。

まとめ

  • 1つのネットワークに1つのSSIDを決めて、複数のアクセスポイントで使用するためには、アクセスポイントを離して、さらにチャンネルも変える必要があります。
  • 同じ空間に複数のアクセスポイントを設置したい場合、SSIDとチャンネルを重ならないようにする必要があります。このため、同じネットワークでも、複数のSSIDが必要になってしまいます。
  • スマートフォン等で特定の帯域(チャンネル)に接続させたい場合、SSIDの接続設定を複数入れずに、1つだけ入れておく必要があるようです。

近年はメッシュネットワークでローミング

2018年以降、Wi-Fiルータの発売元の各社で、メッシュネットワーク対応のアクセスポイントが発売されております。メッシュネットワーク対応機種の場合、チャンネルや電波の重なり具合を自動調節してくれるため、自動的に最適なローミング機能を提供してくれるようです。

メッシュネットワーク対応のWi-Fiアクセスポイントの多くは、VPNサーバ機能を搭載しております。メッシュネットワーク対応機種をお探しでしたら、宜しければこちらの記事を御覧ください。

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