USB 3.0対応ARM64ビットシングルボードコンピュータはどれが良いのか

PCやスマートフォンと同様に。

シングルボードコンピュータ(SBC)も、近年、64ビット対応が進んでいるようです。

SBCの使い方はいろいろかと思います。カメラやセンサー等を接続するIoT的な使い方や、ストレージを接続したサーバ的な使い方、ハイレゾオーディオのプレーヤーや、近年では3Dプリンタのようなデバイスの制御など・・・

ここでは、ストレージを接続するサーバのような使い方を想定して。

64ビットARMアーキテクチャに対応したシングルボードコンピュータのうち、USB 3.0端子を搭載した機種を探してみたいと思います。


ARM64ビットシングルボードコンピュータUSB 3.0対応機種

FRIENDLY ELEC

NanoPC-T4

2018年6月登場。製品紹介ページより

  • CPU:Rockchip RK3399(big.LITTLE,Dual-Core Cortex-A72(up to 2.0GHz) + Quad-Core Cortex-A53)
  • GPU:Mali-T864 GPU
  • RAM:Dual-Channel 4GB LPDDR3
  • ストレージ:16GB eMMC 5.1 Flash
  • LAN:Gigabit Ethernet
  • Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.1
  • USB 3.0, Type-C, M.2(PCIe x4)

本体サイズはコンパクトながら、eMMC、無線LAN、USB3.0、Type-C端子を備え、さらにM.2スロットへSSDを搭載可能です。HDMI 2.0aに対応しており、4K@60Hzの高解像度な映像出力が可能のようです。


FireFly

ROC-RK3328-CC

2018年6月登場。DDR 4GB/2GBの2種類と、MicroSDカード(別名TFカード)付きの2種類、合計4種類が取り扱われています。

製品紹介ページより

  • CPU:Rockchip RK3328(Quad-Core ARM Cortex-A53 64-bit processor, Frequency up to 1.5GHz)
  • GPU:Mali-450MP2 QUad-Core GPU
  • RAM:1GB/2GB/4GB DDR4 RAM
  • ストレージ:ハイスピードeMMC端子、MicroSDカードスロット
  • LAN:Gigabit Ethernet
  • USB:2xUSB2.0, 1xUSB3.0

同じRK3328を搭載したRock64と似ていますが、eMMC端子の位置が異なり、設計は別のようです。製品紹介ページに、Android 7.1とLinux(ubuntu?)のSDカード作成方法のリンクがあるようです。

Firefly-RK3399

2017年4月登場。製品紹介ページより、Rockchip RK3399(2GHz hexa-core ARM Cortex-A72 + ARM Cortex-A53)、RAM 2GB、eMMC 16GB 、ギガビットLAN、Wi-Fi、USB 3.0を搭載しています。USB 3.0を利用してストレージを接続できるほか、PCIeに対応したM.2スロットを搭載していますので、SSDをコンパクトに接続できそうです。


Seeed Studio

HiKey 960 (4GB RAMバージョン)

2018年4月登場。製品紹介ページより、Huawei HiLilicon Kirin 960(2.3GHz octa core ARM Cortex-A53 + ARM Cortex-A73 (big.LITTLE))、RAM 4GB、UFS 32GB、PCIE(M.2 M Keyコネクタ)、Wi-Fiを搭載しています。別売のコネクタで、M.2 M Keyコネクタをmini PCIeに変換できるようです。 96Boardsプラットフォームに対応し、OSはAndroid Open Source Project (AOSP)対応の他、Debian等に対応しているようです。


PINE64

ROCK64 (4GB)

2017年2月登場。秋月電子通商さんにも取り扱いがありました。製品紹介ページより、Rockchip RK3328(1.5GHz quad core ARM Cortex-A53)、RAM 4GB、ギガビットLANを搭載しています。オプションでeMMCを搭載できるようです。Android 7.0のほか、Debian等に対応しているようです。

aarch64(64ビット)対応OSをご利用される場合、DietPiが安定している印象です。Debian StretechベースのOSのようです。

ROCK64 (2GB)

2017年2月登場。RAM搭載量を除いて、ハードウェア形状、機能等は4GB版と同じようです。

ROCK64 (1GB)

2017年2月登場。RAM搭載量を除いて、ハードウェア形状、機能等は4GB版と同じようです。


同じARM 64ビット対応のシングルボードコンピュータでも、数千円で買えるものから、3~4万円程度の価格帯のものまで、バリエーションがあるようです。

高価格帯のM.2端子やPCIe端子を搭載したモデルは、ストレージの接続の他に、PCIe対応デバイスを接続する用途にも使用できそうです。

製品に何か動向がありましたら、記事を更新させて頂きたいと思います。


※18.7.30:ROC-RK3328-CCを追加しました。
※18.7.19:NanoPC-T4を追加しました。

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