Rock64のArmbianでX Window Systemを使いたいとき

Rock64にDietPiをインストールした場合、X Window Systemで高速なGPUを使用できない感じでした。

Rock64にArmbian Bionicをインストールした場合、高速なFB(フレームバッファー)が有効のようです。

Armbian BionicのX Window Systemのインストール手順を記録しておこうと思います。


Rock64 Armbian BionicのX Window Systemインストール手順

起動用microSD作成

  1. Rock64用のArmbian Bionicdイメージをダウンロードします。
  2. 7-Zipで解答します。
  3. EtcherでmicroSDカードに書き込みます。

microSDカードは容量32GBのものを使用しました。Rock64は相性の問題があるようです。


Armbian Bionic起動

  1. microSDカードとLANケーブルを接続して、Rock64を起動します
  2. ログイン/パスワードはroot/1234のようです。ログインすると、新しいパスワードの入力を求められます。
  3. 続いて普段使用するユーザを作成します。

armbinaアップデート

  1. armbianのアップデート・アップグレードを行います。
    apt-get update
    apt-get upgrade

X Window Systemインストール

  1. xubntu-desktopをインストールしてみました。
    apt-get install xubuntu-desktop


X Window System起動

  1. どうやらrootユーザではX Window Systemを起動できないようです。exitでログオフします。
  2. 手順3番で作成したユーザでログインします。
  3. startxでX Window Systemを起動します。
  4. FB(フレームバッファー)が有効なX Window Systemが起動しました。

Rock64のArmbian Bionicが安定版になり、さらにFBに対応したX Window Systemを起動できるようになりました。

Rock64をGUIで動かす場合、なかなか良い選択かと思います。

もしもROCK64の動作が不安定(数分~数十分おきに再起動する)場合、こちらの設定をお試し頂くことをお勧め致します。

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