macOSにて、RocketChatサーバを構築したいと思います。
いつものDocker for Macを使用します。
Mac OS X 10.10.3(Yosemiteの2015年4月アップデート)以降が必要になります。El Capitan(10.11), Sierra(10.12)でしたら問題ありません。
Docker for Macのインストール
- こちらのページから、Docker form Macをダウンロードします。
Stable channelが安定版になります。
- ダウンロードしたDocker.dmgを開きます。
DockerをApplicationsにドラッグ後実行すると、インストールが始まります。画面の指示に従い、パスワード等を入力します。
- インストールが終了すると、画面上部にクジラ君アイコンが。
お好みで「Send diagnostics & usage data」(統計と使用データを送信する)のチェックを外して、「Got it!」ボタンをクリックします。 再度、クジラ君をクリックして、「Docker is running」と表示されれば、Dockerが使用可能な状態です。
RocketChatのインストール
- ターミナルを開き、RocketChatを運用するためのフォルダを作成します。
1mkdir rocketchat; cd rocketchat - RocketChatのオフィシャルイメージサイトとイントラネット内で動かす設定記事を参考に、docker-compose.yamlファイルを作成します。
1nano docker-compose.yaml
<IPアドレスを入力>の部分は、MacのIPアドレスを入力します。
12345678910111213141516171819202122version: '2'services:rocketchat:image: rocketchat/rocket.chat:latestvolumes:- ./uploads:/app/uploadsenvironment:- PORT=3000- ROOT_URL=http://<IPアドレスを入力>:3000- MONGO_URL=mongodb://mongo:27017/rocketchat#- MAIL_URL=smtp://smtp.email- Accounts_UseDNSDomainCheck=falselinks:- mongo:mongoports:- 3000:3000mongo:image: mongo:latestvolumes:- ./data/db:/data/db#- ./data/dump:/dumpcommand: mongod --smallfiles --oplogSize 128 - docker-composeを起動します。
1docker-compose up -d
rocketchatやmongodbのイメージがダウンロードされます。
しばらく待つとダウンロードが完了し、実行されるのですが・・・・
- docker-compose psでコンテの状態を確認すると。
1docker-compose ps
rocketchatのコンテナが、Exitで終了しているのですよね・・・
最初の1回目はこうなるようです。
docker-compose restart rocketchatでコンテナを再起動します。
1docker-compose restart rocketchat - 再度、docker-compose psでコンテナが正しく起動しているか確認します。
1docker-compose ps
今度はStateがUpになり、正常に起動したようです。
- Webブラウザで、http://<設定したIPアドレス>:3000にアクセスします。
どうでしょうか?ログイン画面が表示されましたでしょうか?
さて。
RocketChatが動作した続きとして。
次はRocketChatの中でhubotを動かしたいと思います。
ではまた!