7zファイルを後からサイズごとに分割したいとき

圧縮する前なら、分割オプションでサイズを指定すれば良いのですが

圧縮して7zファイルを作った後に、再圧縮なしで分割したい場合・・・・こうすれば出来るようです。

WindowsもLinuxもmacOSも、同じ手順になります。


7zファイルを後から分割する手順

LinuxとmacOSの場合は、splitコマンドを使います。

Windowsの場合は、便利ツールであるbusyboxをインストールします。

Windowsの場合BusyBoxをインストール

こちらのサイトからbusybox.exeをダウンロードします。ページ中程のリンクです。

7zファイルをsplitで分割

こちらの3GByteの7zファイルを、1GByteずつ分割したいと思います。

  1. ダウンロードしたbusybox.exeの中の、splitコマンドを使って分割します。1Gbyteで分割したい場合、-b オプションで1000mを指定します。
    busybox.exe split -b 1000m <分割対象ファイル>.7z

    実行が終わると、Xaa, Xabといった名前のファイルが出来ています。

  2. Xaaから順に、ファイル名を変更していきます。分割対象のファイル(7z)の後に、001, 002, ・・・・を付けた名前に変更します。
    Xaa → ~.7z.001
    Xab → ~.7z.002
    という感じです。

こうして分割したファイルですが。展開する時に、わざわざ結合する必要はありません。

すべてのファイルを同じフォルダに置いて、拡張子「001」のファイルを、7zファイルとして扱えば、書庫の閲覧や展開を普通に行う事ができます。便利ですね!

分割されたファイルをうまく展開できるかどうか不安な場合は、テストコマンドを実行してみてはいかがでしょうか。

7z.exe t <分割対象ファイル>.7z.001

Everything is Okとなれば、問題なく展開できます。

分割に失敗していたり、必要なファイルが欠けていればすぐにエラーが表示されます。

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