高音質・低遅延のワイヤレス・ヘッドホンを使用できるように。先日、PC用のディスプレイにトランスミッター(送信機)を接続しました。
では、ワイヤレス・ヘッドホンはどうしましょうか?新しく購入しましょうか?
新しいヘッドホン購入までのつなぎとして。手元の古くなったヘッドホンを、aptX ローレイテンシー対応のワイヤレスヘッドホンに改造しようと思います。
aptXローレイテンシー対応レシーバー(受信機)
画面と音がズレず、高音質(CDと同程度)で聴きたい場合。次の条件のレシーバーになります。
- aptX ローレイテンシー対応
- 音量調節機能(ボリューム)付き
- バッテリー内蔵または電池対応(ワイヤレスなら当たり前ですが)
現行機種で音量調節が可能なレシーバーはこちらになります。
其ノ一:3.5mmミニアダプタ(オス/オス)が使えればお勧め
ヘッドホンのケーブルが取り外せて、ケーブルの差込口が広めな場合。
「オス/オス」アダプタを使えば、コンパクトにレシーバーを接続できそうです。
差込口が狭い場合、刺さりませんが・・・・(画像は刺さらなかった例です)※17.9.3追記
レシーバーの付属品をよく確認したところ、細いタイプのステレオミニアダプタが付属していました(汗)。まずはレシーバーの付属品をご確認下さい。
其ノ貮:貼ってはがせる粘着シート
ヘッドホンに平らな面があれば、シリコン系の貼ってはがせるシートでレシーバーを貼るのが良さそうです。
ケーブルも短いものに変えれば、コンパクトになりますね。
其ノ三:貼ってはがせる粘着剤
ここは敢えて。ヘッドホンの曲面部分にレシーバーを貼り付けたいと思います。
使用する材料は、以下になります。
まずは、貼り付ける面を脱脂するため。エタノールでふきふきします。
レシーバーに粘着剤を塗ります。すぐに貼らずに、7分ほど放置します。
えいやっとヘッドホンに貼り付けて、マスキングテープで固定します。
触らずに、24時間放置します。
24時間後。
接着面はこんな感じです。
「はがせる」粘着剤は固まらないそうですが。24時間後は、思いのほかガッチリ張り付いてる感じです。むしろ、剥がすのが怖いレベル・・・・(ヘッドホンが壊れそう)。
2009年頃のヘッドホンなのでかなり古く、ネジ付近のコーティングが剥がれています。
慌てて貼り付けたせいか、レシーバーが思いっきり曲がってますね!
剥がして貼り直せるはずですが。塗りすぎちゃいました・・・・。
さて。実用的には。
レシーバーのスイッチやボリューム操作も問題なく、操作したときにレシーバーが取れる心配も無さそうです。
大変実用的で、レベル的にはヘッドバンキング Readyクラス。新しいヘッドホンを購入するまでのつなぎとして十分すぎる感じです。
さて。
音質は。テレビや映画など、映像観賞用として、十分な音質かと思います。
ゲームや動画など、無音時を考慮しますと、もっとSN比が高いものは・・・aptX ローレイテンシーのヘッドホンを探してみましょう。